4月20日より
プロフェッショナル・ボディトリートメント講座がスタートしました。
昨年から構想してきたこちらの講座。
何度も内容を練り直し、ようやくお伝えできる日を心待ちにしていました。
基礎Ⅰ:ロッキングクラスへご参加くださったのは
神奈川、埼玉、長野、そして福岡からお越しくださったセラピストのみなさん。
アロマトリートメントや産前産後ケア、アーユルヴェーダなどご提供される施術もさまざまです。
ロッキングの基本スタンス
1日目の前半はロッキングの基本スタンスを学びました。
骨を指標にからだをゆらし、骨格を解放するロッキング。
温度、皮膚、筋肉、そして骨。
手を触れている部分から全体、そして相手の呼吸・感じ方へと意識を広げていく感覚。
セラピストがリラックスした手/身体で触れることで相手がゆるむということを体感していきます。
(このやわらかな手が難しいのですが^^)
また「ゆらす」は<揺する>でも<押す>でもない。
無意識に入れている余分な力や緊張に気づき手放せるようアシストしていくこと。
ロッキングの大切な考え方も学びながら体現していきます。
部分からからだ全体へ
あし先から触れ
足首、すね、大腿骨~股関節
骨盤、ろっ骨へと意図する場所を変えアプローチしていきます。
上手くロッキングできていれば
波紋が広がっていくように足首から首・頭まで心地よい揺れが伝わっていく。
・・・が、それがなかなか難しいもので、みなさん何度も練習されました。
今回一番の難所は股関節のアプローチでした。
セラピストのからだの使い方が重要で
腕だけで動かそうとすると受け手に緊張が生まれスムーズに股関節を動かすことが出来ず
また施術者も疲れてしまいます。
どのクラスも「セラピスト・受け手ともに楽で心地よい」が大前提です。
それぞれの方の癖などを見させていただきながら
・サポートする手の位置
・からだの向き
・立ち位置 を見直していきました。
2日目の最後には「感覚が掴めてきたかも♡」と笑顔がこぼれる一幕も。よかった!!
カタチだけではなく
1日目には脚に加え、リラックスの要となる手・腕。
2日目には肩甲骨~鎖骨、背骨、ろっ骨、首。そして腹部、あたまへと学びを深めていきました。
「ゆらす」というシンプルな手法だからこそ
カタチを真似るだけでは心地よさを生まれず
・やわらかな手
・セラピストの意識の広げ方
・身体の使い方が、とても重要となります。
独特のアプロ―チをからだで覚えるようにみなさん何度も練習されました。
心と身体に働きかけるロッキング
筋肉や腱にスペースをあたえ骨格を解放し
慢性的な神経の疲れを休め、あたまのスイッチをOFFしてくれるロッキング。
その奥深さと独特のアプローチをからだで感じ取ってくださったみなさん。
「参加して本当によかったです!」との声をいただき、とてもうれしい限りです。
感覚が鮮明なうちに何度も練習して
お客さまに喜んでいただける技術へとなりますように。
わたしも講座を進める中で
心身共に働きかけるロッキングの良さや
相手を感じることが相手とつながることなんだと再確認できた、とても印象深いクラスとなりました。
ご参加くださいましたみなさま、
そして的確なフィードバックと医療の現場から専門的なお話をシェアしてくださったモデルさん。
このたびは誠にありがとうございました!
各地からのおみやげ♡ありがとうございました
次回は7月6日・7日開催予定です。
詳しくは下記をご覧くださいませ。
▼現在募集中・技術セミナー
7月6日(土)・7日(月)
プロフェッショナル・ボディトリートメント講座
7月20日(土)・21(日)
①基礎/②応用