次回予約のクロージングトークは必要か

まっさらな目線がサロンをより良くする

 

異業種からセラピストになったわたしは

サロン経験も顧客さまのゼロの状態からスタートしました。

 

講座に来てくださる方も、

異業種から転職された方・会社員として働きながら…とい方は多いです。

 

中には経験が浅いことなどを不安に思われる方もいらっしゃいますが、

わたしはそれをある種「強み」だと思っています。

 

therapist workshop

 

施術・サロンワーク・接客・集客方法

同じ業界に長くいると「当たり前」になってしまうことがたくさんあります。

この当たり前がサロンにおいては「落とし穴」だったりする。

クロージングトークの違和感

 

セラピストになる前、マッサージに時々行っていました。

とても気持ちいいな~と施術は最高。

アフターティをいただきながらまどろんでいると、

(さっきとはなんだかトーンの違う)セラピストさんが「次回予約を取っていただくと…」と説明してくる。

 

せっかくの非現実が吹き飛び、目の前の現実に冷めてしまう(苦笑)

セラピストさんもお仕事だとは分かっているのですが…

なんな~くかわしながら、お店を後にする頃には なんだかな~という想いが残る。

施術はよかったのにな…

何度となくこんな経験をしました。

 

「リラクゼーション」と謳いながら、なぜ最後までリラックスを楽しめないんだろう。

当時のわたしの素朴な疑問でした。

 

疑問から生まれるサロンの在り方

 

はじめから終わりまで心身共にリラックスできるサロンを作りたい。

 

その想いがあったため、サロン作りをはじめた時

次回予約を勧めるクロージングトークは一切しない!と決めました。

 

されるのも好きでないし、そもそも営業トークが得意ではないので

きっとお客様にも違和感が伝わりうまくいくとも思えない。

 

当日に次回予約をいただくのが一般的には<当たり前>

なのでしょうが、他にご予約につながる方法を考えればいい。

自分がこれは!というものを採用できるのが、個人サロンを作る良さでもあります。

 

 

接客も施術もサロンワークも「当たり前」をひとつひとつ見直す。

これが「お客さま目線で考える」第1歩だと思います。

 

技術の見直しも同じこと・アップデート必要です

 

セラピスト業界では〇〇するのが当然

スクールで学んだから

勤めたサロンで教えてもらったから…等々あるでしょうが、

 

それを自分に落とし込んだ時、しっくりくるか。

なぜ〇〇しているか、きちんと説明できるか。

 

 

自分の中で疑問に思うこと・違和感のあることは「採用せず」

もっといい、自分に合った方法(代案)を考えてみる。

サロンや施術の基準は体験を通して、ひとつひとつ作っていけるといいですよね。

 

 

サロン作りをするとき・スキルアップしたい時は

「当たり前」や「なんとなく」を見直してみることをおすすめします。

これって必要かな/どうしてやっているのかな~と、疑問をもつこと。

 

わたしも時々、客観的な目線でじぶんをみるようにしています。

これがとてもむずかしいのだけど、大切なんですよね~

だから時々サロンやスパで施術を受けたり、他の講座に参加しながら「受け手」になっています。

 

 

ちなみにこれは

クロージングトークがダメ!とういうお話ではないです。

わたしは採用しなかった、ということ。

「お客様目線」といっても感じ方はそれぞれ。

何においても「あなたはどうか?」をまず考えてみるといいと思います^^

 

 

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